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『プレッツエル!プレッツエル!』

 藤田千秋本人による本の解説ページです。

プレッツエル!プレッツエル! 『プレッツエル!プレッツエル!』 藤田千秋著:小学館 2011/11
・・・・・・・・    ・・・・・・・・ 撮影      : 竹内章雄さん
デザイン    : 高市美佳さん
スタイリング  : 三谷亜利咲さん
編集・構成   : 渡辺ゆきさん
special thanks  : 柳迫さやかさん
調理アシスタント: 牛島美智子さん
Chiaki 
お話をいただいたのが2011年の夏でした。
プレッツエル人気の今、他に類似本が出る前にいち早くプレッツエルの本を!
ということで試作開始。
今までも書籍(「おいしいパン教室」とか)でご紹介してはいましたが、1冊全部プレッツエルですから。)

たしかにベーグルの親戚みたいなパンだし、同じに考えればいけるかも。さっそく「アンティ・アンズ」に行き、調査&研究・・・
(お願いして生地を触らせてもらったことも・・・)

アンティ・アンズは、ドイツのかりっとしたプレッツェルとはまったく別物ですね。
でも、それなりにおいしいので、そんなモッチリ感を出すために、じゃがいもを入れてみたり、
米粉を入れてみたり、発酵時間を調整してみたりと試行錯誤の上に、やっと
・ハード系
・ソフト系
・クラッカー系の3種の生地の方向が決定
今度は味のバリエーションを考えつつ、最後に浸す重曹液の濃度や温度をいろいろ変えての試作三昧。
けっこう形が大事ってことで本の中表紙に型紙をつけることに。

そうしてできあがったかわいい本です。
なにがオススメか?っていうとやっぱりハードのプレーンタイプが基本です。
それにゴマやシナモンシュガーをふるだけでおいしいです。

あとスタッフの中でのイチ押しはスライスしてアーモンドクリームを塗ったおやつタイプのオープンサンドです。

残ったらカットして溶かしバターかナッツ系のオイルをたらし、乾燥焼きしてみてください。
止まらなくなりますから。
あとはサンドイッチもおすすめ。硬めのプレッツェルもサンドイッチにしてラップしておくとしっとり食べやすく&おいしくなります。

ぜひ手作りのプレッツエルに挑戦していただけるとうれしいです。