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『こねずにできる本格パン』

 藤田千秋本人による本の解説ページです。

こねずにできる本格パン 『こねずにできる本格パン』 藤田千秋著:河出書房新社 2012/1
・・・・・・・・    ・・・・・・・・ 撮影      : 日置 武晴さん
デザイン    : 釜石由紀江さん・飛岡綾子さん(GRID CO.LTD)
スタイリング  : 池水陽子さん
編集・構成   : 佐々木智恵美さん(K-Writers Club)
Chiaki 
5年ほど前に出版した「こねなくても、パンができた!」は私自身、よくよく焼くパンです。(なんと言っても手軽でおいしいので)

いいこと
1. こねるための場所も労力もいらない。
2. 使う道具も洗い物も少ない。
3. 多少、放おっておいてもおいしくできあがってくれる。
4. 発酵がゆっくりなので、その間に他のことができる。
5. 作業が少ない分、失敗する機会(?)も少ない。
6. なんと言ってもおいしくできる。
7. 加える水分が多いのでしっとり・・・そして時間をかけた分、老化も遅い。

今回は前回の本をバージョンアップし、作る工程も4パターンご紹介しています。
1, すべて室温で作る
2, オーブンの発酵機能を使う
3, 冷蔵庫で長時間発酵
4, 生地をポリ袋に入れておみやげにするパターン

何度か焼いてみると、タイムスケジュールはいくらでも自分の生活に合わせられるようになります。

メニューは
1, じっくり作るハードタイプのパン
2, パウンド型で焼く食パンとそのバリエ
3, マフィン型などで焼く小型のおやつパン
4, オーブンを使わない揚げパンやパンケーキ
 3と4はBPでもできる(と言うか、BPレシピの方がメジャー)ですがイーストを使うと、又違った直感に。軽い仕上がりです。

どれもこれもおすすめですが・・・
デイリーに焼くなら
・チャバタや食パン
そしておやつにイチオシなのが
・あんこ&ココアパン(以前、紹介したものより、もっとあんこの配合を増やして、よりしっとりした食感に!)
・ココナッツのブッタークーヘン
(普通、撮影が終わると、しばらくは同じものは焼かないのですが、このパンは自分用にまたすぐ焼いたくらいです)
ぜったいおすすめ!!

ぜひ、パン作りが皆さんの生活の一部になることを祈っています。